嫉妬、後悔 第二部 追憶編

こんばんわ。

前回の記事の続きを書かないんですか?というコメント下さった方、ありがとうございます。

すっかり続きの記事を書くのを忘れていました。

その吉武さん(嫉妬、後悔 第一部参照)、まず、声が以前僕が好きだった女性にそっくりの声だったんです。

恐らく声の波を出す機械でやったらバッチシ符号するくらい似てます。

似てるだけではなく、関西弁訛りまでそっくりという奇跡具合です。

そんなこんなで、出勤初日の研修時から少し気になっていたのです。

それに、顔も吉武そっくりなので当然可愛い。佐々木希だとか、いわゆるモデル系美人の可愛いさではなく、吹奏楽部にいそうな、すごく目立つわけではないが友達は多くて、同学年で狙ってる男子も少なくないのだけれど、結局二つ年上の先輩とくっついちゃう、そんな感じの可愛さです。

しかし、研修中にあるものを発見してしまうんです。

そうです、薬指に光る物を。

当然、その時はショックでもなんでもありません。「あー、この人結婚してるんだ」くらいに思ってました。

悲劇はここから始まります。

そんなこんなで研修も無事終わり、実務に入る日がやってきました。

仕事は大きくわけて、二つの班に分かれます。僕と吉武さんは別々の班になりました。

顔を合わせる機会は、廊下ですれ違うか、朝のミーティングぐらいしかありません。

しかし日を重ねるうちに、段々と彼女のことを意識してしまうようになりました。

そんなある日、事件は起こります。

作業場所は別々なのですが、業務でパソコンを使う場所は指定されているので、吉武さんと隣り合わせになることも多々ありました。

こうなると大変です。変な汗は出るし、端末に入力エラーがあると「ピーーーン!」という音が鳴るのですが、僕は吉武さんを意識するあまり、エラー連発。

「ピーーーン!」「ピーーーン」「ピーーーン!」

僕は自分が恥ずかしかったです。

いや、恥ずかしいというより情けない気持ちになりました。

今までまともな恋愛経験もなく、この年まで生きてきた自分がとてつもなく、恥ずかしい存在だと思えたのです。

吉武さんは恐らく、僕とあまり年齢が変わらないと思います。

そんな彼女は、人並みに恋愛をし、そして結婚、もしかしたら子供もいるかもしれません。

そんな焦りと妄想が暴走列車としてけたたましい音を響かせ、僕の頭の中を駆け巡るのでした。

「ピーーーン!」 「ピーーーン!」「ピーーーーン!

 

思い出すのがしんどくなったので、今日はここまでにします。

第三部で完結予定なのですが、書いていてひどく苦しいです。

自分でも、本当に考えすぎで、気持ち悪いなと思います。

 

 

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